ここ最近の職場環境は様変わりしてきました。
どの辺りから変わってきたのかと振り返ると、製造現場を海外にシフトし始めたころ
からではないでしょうか。
それまではどの会社も現場を持ち、良いモノを作りたいと熱心に御客様と向き合いながら
価値を見出していたように思います。
それが製造現場は途上国へ移し、人の手を要する作業はオートメーション化が進み、
御客様との距離は離れ、何だか味気ない気までしてきます。
雇用も20年前は派遣社員という人は存在せず皆、正社員で働いていました。
正社員でいられればそれで満足しなければという風潮まで生まれていて、
サラリーマン川柳に「残業代、貰えば年収1000万」という作品が入選するほど、夢や希望という
思いからはほど遠い現実を垣間見てしまいます。
そうは言っても日本の企業の約90%が中小企業であり、現場を持っています。
何としても魅力ある現場を作ることが社員一人ひとりの働きがいや使命感、責任感を
高めることになるのでしょう。
仕事について、そもそもの話からすれば、人が生きていく上で食べ物を作る云わいる「農耕」は
必要不可欠です。
自分や家族が食べる分の作物を作るこの「農耕」に「業(なりわい)」が付くと、何だかおかしなこと
になってきます。
「業(なりわい)」とは生計を立てるために必要なことです。
だから業(なりわい)が優先されてしまうと、自分自身の生活に必要な量をなるべく効率よく、
なるべく簡単に獲れるにはどうすればよいかと考える人が増えてきます。
よく聞く話にお米の生産者が売るお米は農薬を使って育て、自分たちが食べるお米は
別区画で無農薬で丁寧に作っていると聞きます。
業(なりわい)が勝るとそのようなことも当たり前のようにできてしまうのでしょう。
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