毎年12月は1年の中でも最もモノが売れる月です。
売り場の魅力向上のために、各店舗は様々なキャンペーンなどの仕掛け作りを
あの手この手と模索していますが、中でも効果的であり、理論的に構築されているのは
陳列方法に関してで、専門のコンサルティング会社もあるぐらいです。
陳列のやり方一つで、知らず知らずのうちに、購買意欲をコントロールされてしまっている
ことがあります。
百貨店やブランド直営店などの高級店では一点モノのように商品をディスプレイに一点だけ
置かれています。
これは高級感を出すためのもので貴重な商品との一期一会を演出して、購買意欲を刺激させて
いますが、逆にスーパーは玉ねぎやニンジン、ジャガイモなどは山積みにすることで、大量仕入れ
で低単価をイメージさせてお得感を演出します。
また、例えば茶碗などの陶器など、同じような湯呑も高級品と低価格の湯呑を一緒に置くことで
高級品には手が出ないが、低価格品ならと購買意欲が積極的になるそうです。
お店側が購入者の気持ちをどこまでくみ取れるかで、陳列の仕方、価格設定が決まっていく
のだと思いますが、購入者側も衝動買いに走らないよう、計画性が必要になるのでしょう。
【 企業理念 】
「真の価値」 を伝える。
それによって磨かれる
家族、地域、子どもたち の感性
「真の価値」 を伝える。
それによって磨かれる
家族、地域、子どもたち の感性
2013年12月13日金曜日
2013年12月12日木曜日
原始的な仕組み
最近、古民家リフォーム集を勉強していると、昔の生活や日本の住宅文化に触れる
機会が多くあります。
当たり前のことですが、昭和初期の古民家には電化製品はほとんどなく、台所やお風呂、
トイレやエアコンなど全てにおいて原始的と言われるようなモノばかりです。
現代の住居環境はオール電化という言葉があるほど、世界でも有数な高度な家電製品が
充実しています。
人間はボタンを押すだけで、あとは家電自らが考え、選択し、作業し、そのやり方を自動的に
記憶していきます。
例えば、川の水面に石を投げる遊びも、形の違う石を試したり、投げ方、速度、投げる角度など
試行錯誤を繰り返し、遠くへ投げる必要要素を見出していきます。
そこで学問上で言い換えれば、物理的な因果関係を見出していく自分の中で見出した気づきを
自身の成長として、満足を得るのだと思います。
日常的な言葉で言うところの「コツ」でしょうか。
物事や事象には常に表と裏、光が当たった裏には陰影ができます。
日本はここ10年あまりで驚くスピードで社会は便利になりました。
その便利の強い光の裏には同じぐらい強い影が存在していること、世の中へ暗い影響を
及ぼしていることにも意識を向けることも大切なように思います。
機会が多くあります。
当たり前のことですが、昭和初期の古民家には電化製品はほとんどなく、台所やお風呂、
トイレやエアコンなど全てにおいて原始的と言われるようなモノばかりです。
現代の住居環境はオール電化という言葉があるほど、世界でも有数な高度な家電製品が
充実しています。
人間はボタンを押すだけで、あとは家電自らが考え、選択し、作業し、そのやり方を自動的に
記憶していきます。
例えば、川の水面に石を投げる遊びも、形の違う石を試したり、投げ方、速度、投げる角度など
試行錯誤を繰り返し、遠くへ投げる必要要素を見出していきます。
そこで学問上で言い換えれば、物理的な因果関係を見出していく自分の中で見出した気づきを
自身の成長として、満足を得るのだと思います。
日常的な言葉で言うところの「コツ」でしょうか。
物事や事象には常に表と裏、光が当たった裏には陰影ができます。
日本はここ10年あまりで驚くスピードで社会は便利になりました。
その便利の強い光の裏には同じぐらい強い影が存在していること、世の中へ暗い影響を
及ぼしていることにも意識を向けることも大切なように思います。
2013年12月11日水曜日
臥龍への想い
人生はうまく行くことばかりが、自分の未来を明るく照らす要因とは限りません。
時には遠回りしていると思ってしまう、損な役回りだと感じてしまうことも、自分の肥やしに
なっていくのだと思います。
腹を立てても、腐っても、すねても、落ち込んでも、自分の毎日の一歩を出すことだけは
諦めず、こだわって自分で自分を見守ってあげたいものです。
評価の高い魅力的な盆栽を見ても、太い松の枝が迫力のある湾曲した枝ぶりを見せています。
まるで時間の流れと空間を曲がりくねった枝ぶりで圧倒的に制圧しているようです。
真っすく伸びている松と順調しか無い人生には人は魅力を感じることができないのだと思います。
苦労や苦痛も経験として自分の中に受け入れる時は必ずくるのだと・・・。
そして自分の存在がきっと世間の役に立つ日が来るのだということを信じて。
それまでは、まるで地中深くに身を屈め、いく日も嵐を待ち続ける臥龍のように。
時には遠回りしていると思ってしまう、損な役回りだと感じてしまうことも、自分の肥やしに
なっていくのだと思います。
腹を立てても、腐っても、すねても、落ち込んでも、自分の毎日の一歩を出すことだけは
諦めず、こだわって自分で自分を見守ってあげたいものです。
評価の高い魅力的な盆栽を見ても、太い松の枝が迫力のある湾曲した枝ぶりを見せています。
まるで時間の流れと空間を曲がりくねった枝ぶりで圧倒的に制圧しているようです。
真っすく伸びている松と順調しか無い人生には人は魅力を感じることができないのだと思います。
苦労や苦痛も経験として自分の中に受け入れる時は必ずくるのだと・・・。
そして自分の存在がきっと世間の役に立つ日が来るのだということを信じて。
それまでは、まるで地中深くに身を屈め、いく日も嵐を待ち続ける臥龍のように。
2013年12月10日火曜日
お日柄について
日本人は結婚式や新築工事など、一生のうちに滅多にないようなことをするときは、
お日柄を大事にしています。
このお日柄と言えば、大安や仏滅などの六曜のことを言いますが、元来、中国で時刻の吉凶
占いに用いられていましたが、日本に伝わり活用されるようになったのは、歴史は古く14世紀の
鎌倉幕府まで遡ります。
曜はもともと旧暦で用いられていたもので、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の吉凶を占う
6つの曜日からなり、6日ごとに繰り返すので六曜といいます。
今では多くのカレンダーに記載があり、暦のお日柄と言えば六曜のことを指すと考えて良いでしょ
う
・3月・9月の朔日・・・・先負 ・4月・10月の朔日・・・仏滅
・5月・11月の朔日・・・大安 ・6月・12月の朔日・・・赤口
結婚式場が込み合うのが大安で、仏滅になる土曜、日曜は式場の利用料金も安くなるようです
が、3組に1組は離婚する現実があることから、今の若い人はあまり気にしないようです。
お日柄と同じように家を建てるときに家相も大事にされる方もいらっしゃいますが、マンション暮らし
の方も増えてきたことで家相に配慮することが薄れ、代わりに風水を尊重される方が増えてき
ました。
目には見えない価値観ですが、何か特別な存在や力を信じて優先させようとする気持ちは
謙虚さの表れであり、心の安定や余裕を感じさせてくれます。
お日柄を大事にしています。
このお日柄と言えば、大安や仏滅などの六曜のことを言いますが、元来、中国で時刻の吉凶
占いに用いられていましたが、日本に伝わり活用されるようになったのは、歴史は古く14世紀の
鎌倉幕府まで遡ります。
曜はもともと旧暦で用いられていたもので、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の吉凶を占う
6つの曜日からなり、6日ごとに繰り返すので六曜といいます。
今では多くのカレンダーに記載があり、暦のお日柄と言えば六曜のことを指すと考えて良いでしょ
う
またこの旧暦は、曜日と同じよう決まっています。
- 正月・7月の朔日・・・・先勝 ・2月・8月の朔日・・・・友引
・3月・9月の朔日・・・・先負 ・4月・10月の朔日・・・仏滅
・5月・11月の朔日・・・大安 ・6月・12月の朔日・・・赤口
結婚式場が込み合うのが大安で、仏滅になる土曜、日曜は式場の利用料金も安くなるようです
が、3組に1組は離婚する現実があることから、今の若い人はあまり気にしないようです。
お日柄と同じように家を建てるときに家相も大事にされる方もいらっしゃいますが、マンション暮らし
の方も増えてきたことで家相に配慮することが薄れ、代わりに風水を尊重される方が増えてき
ました。
目には見えない価値観ですが、何か特別な存在や力を信じて優先させようとする気持ちは
謙虚さの表れであり、心の安定や余裕を感じさせてくれます。
2013年12月9日月曜日
美しさを感じるグループ
2014年、ブラジル・ワールドカップ(W杯)組み合わせ抽選会が6日行われ、出場各チームの
グループステージでの対戦相手が決定しました。
毎回のことですが、抽選会当日は、緊張して寝付けませんが、今回も深夜のライブ中継に
戦々恐々とした思いで見ていました。
そんな中、オランダ代表のロッペンが自国のBグループの顔ぶれに「美しいグループ」と
表現していました。
ロッペンは本当にサッカーを愛しているのだとロッペンだからこそ、予選グループに美しさを
見出せるのでしょう。
我が日本代表C組の一戦目はアフリカ大陸王者のコートジボワールは想像を超えた身体能力の
持ち主。
2戦目は欧州選手権2004(UEFA Euro 2004)王者、ギリシャは組織的な攻守で、少ない失点を
維持しながら、セットプレイなど少ないチャンスをものにするオーソドックスな組織サッカー。
3戦目はFLFAランク4位が示す通り、南米の雄、コロンビア。
スピードある鋭い若手攻撃陣と、ベテランを中心にして守り抜くディフェンス力が融合し、攻守の
バランスが取れたチームに生まれ変わった。
ロッペンの言葉を借りれば日本代表が入ったC組も各チームの異なった個性、特徴のぶつかり
合いになるのでしょう。
2014年、ブラジルワールドカップの経験を経て、日本サッカーの美意識、哲学が鮮明になるの
だと確信しています。
グループステージでの対戦相手が決定しました。
毎回のことですが、抽選会当日は、緊張して寝付けませんが、今回も深夜のライブ中継に
戦々恐々とした思いで見ていました。
そんな中、オランダ代表のロッペンが自国のBグループの顔ぶれに「美しいグループ」と
表現していました。
ロッペンは本当にサッカーを愛しているのだとロッペンだからこそ、予選グループに美しさを
見出せるのでしょう。
我が日本代表C組の一戦目はアフリカ大陸王者のコートジボワールは想像を超えた身体能力の
持ち主。
2戦目は欧州選手権2004(UEFA Euro 2004)王者、ギリシャは組織的な攻守で、少ない失点を
維持しながら、セットプレイなど少ないチャンスをものにするオーソドックスな組織サッカー。
3戦目はFLFAランク4位が示す通り、南米の雄、コロンビア。
スピードある鋭い若手攻撃陣と、ベテランを中心にして守り抜くディフェンス力が融合し、攻守の
バランスが取れたチームに生まれ変わった。
ロッペンの言葉を借りれば日本代表が入ったC組も各チームの異なった個性、特徴のぶつかり
合いになるのでしょう。
2014年、ブラジルワールドカップの経験を経て、日本サッカーの美意識、哲学が鮮明になるの
だと確信しています。
2013年12月8日日曜日
消費経済の幻想
ここ数年、モノや食べ物を「消費」することに対して、これまでは無かった疑問を感じる時代になって
来ました。
消費者がモノの流れや生産方法、価格設定などに無駄や不自然さを感じるようになり、
生産者から直接購入できる通販を使った購入や、地産地消を謳った道の駅、様々な無農薬に
拘った食べ物や下着なども多くみられるようになりました。
これまでの企業の在り方は会社の利益を増やすために売れるものを作り、欲しくなる広告を作り、
手に取りたくなるような売り場作りを熱心に行いながら、毎年前年比アップの売り上げを目標と
しています。
そもそも消費を右肩上がりにさせ、国の経済を成長させ続けることに限界があるのだという
ことに気づき始めているのか、そうではないのか。
これからの時代は、誰によって誰かが必要とするであろうモノを大量に作ったモノを購入し、
消費する時代から、自分に必要なモノを自ら創造し、自ら生産することが自身の生活の豊かさ
へと繋がっていくのだと思います。
来ました。
消費者がモノの流れや生産方法、価格設定などに無駄や不自然さを感じるようになり、
生産者から直接購入できる通販を使った購入や、地産地消を謳った道の駅、様々な無農薬に
拘った食べ物や下着なども多くみられるようになりました。
これまでの企業の在り方は会社の利益を増やすために売れるものを作り、欲しくなる広告を作り、
手に取りたくなるような売り場作りを熱心に行いながら、毎年前年比アップの売り上げを目標と
しています。
そもそも消費を右肩上がりにさせ、国の経済を成長させ続けることに限界があるのだという
ことに気づき始めているのか、そうではないのか。
これからの時代は、誰によって誰かが必要とするであろうモノを大量に作ったモノを購入し、
消費する時代から、自分に必要なモノを自ら創造し、自ら生産することが自身の生活の豊かさ
へと繋がっていくのだと思います。
2013年12月7日土曜日
棚卸し作業
何だかんだともう、12月。
師走ということで、毎年仕事では事業部で様々な仕事やプロジェクトの今年の総括を
する月でしょう。
そんな月によく耳にするのは仕事の「棚卸作業」。
今年一年を振り返ることで良かったことは、継続し、良くなかったことは原因を見極め、
改善への一手を模索する。
新年になると皆、「一年の計は元旦にあり」とばかりに新年の計画を立てますが、
三日坊主という経験も多いはずです。
そうならない為にも大切なのが、今月に行う「棚卸し作業」です。
仕事も個人もこの「棚卸作業」の質が力強い新年を迎える上で重要な作業になります。
京セラ創業者の稲盛氏は「時間当たり採算」=「人時管理」という概念を取り入れ、「時間」を
採算性の指標として活用しています。
1人ひとりの作業量が組織全体の損益にも影響してくるわけですからとても、重要な視点だと
思います。
個人の生活も「人」=人間関係、「時」=費やした時間、浪費してしまった時間を見極め、
新年に向けて何を継続し、何を改善、テコ入れするのかを明確にしたいものです。
師走ということで、毎年仕事では事業部で様々な仕事やプロジェクトの今年の総括を
する月でしょう。
そんな月によく耳にするのは仕事の「棚卸作業」。
今年一年を振り返ることで良かったことは、継続し、良くなかったことは原因を見極め、
改善への一手を模索する。
新年になると皆、「一年の計は元旦にあり」とばかりに新年の計画を立てますが、
三日坊主という経験も多いはずです。
そうならない為にも大切なのが、今月に行う「棚卸し作業」です。
仕事も個人もこの「棚卸作業」の質が力強い新年を迎える上で重要な作業になります。
京セラ創業者の稲盛氏は「時間当たり採算」=「人時管理」という概念を取り入れ、「時間」を
採算性の指標として活用しています。
1人ひとりの作業量が組織全体の損益にも影響してくるわけですからとても、重要な視点だと
思います。
個人の生活も「人」=人間関係、「時」=費やした時間、浪費してしまった時間を見極め、
新年に向けて何を継続し、何を改善、テコ入れするのかを明確にしたいものです。
2013年12月6日金曜日
様々な肩書き
世の中には人の数だけ会社があり、職種があり、様々な呼び方があります。
職業の呼び方には作家、医師、弁護士、芸人、事務次官など様々です。
職業名は社会的立場や役割を表していますが、その違いを意外と知られていないようです。
例えば、各職業名を広辞苑で調べると、
「師」・・・学問や技芸を教授する人 先生。 牧師や僧侶の名につく敬称。
専門の技術や資格を持ち職業とする人 医師 美容師 など
「家」・・・その道の人 その道いに優れた人(芸術関係が多い)
「者」・・・その道に慣れた者。 玄人
「員」・・・一定の任を持つ人。団体等の構成メンバーなど。
「士」・・・一定の資格・役割を持った人 弁護士 など
「手」・・・ある専門分野の仕事をする人(客観的な資格のようなモノを有さない)
「官 」・・・役人 国家の機関に勤める。官僚など
「人」 ・・・ある特殊な才能や技能を仕事で発揮している人。芸人、超人など。
職業の数だけ職責があります。
自分に置いてはどんな役割と責任を社会から任されているのかを見つめ直す機会も
長く働く上で重要なことのように思います。
職業の呼び方には作家、医師、弁護士、芸人、事務次官など様々です。
職業名は社会的立場や役割を表していますが、その違いを意外と知られていないようです。
例えば、各職業名を広辞苑で調べると、
「師」・・・学問や技芸を教授する人 先生。 牧師や僧侶の名につく敬称。
専門の技術や資格を持ち職業とする人 医師 美容師 など
「家」・・・その道の人 その道いに優れた人(芸術関係が多い)
「者」・・・その道に慣れた者。 玄人
「員」・・・一定の任を持つ人。団体等の構成メンバーなど。
「士」・・・一定の資格・役割を持った人 弁護士 など
「手」・・・ある専門分野の仕事をする人(客観的な資格のようなモノを有さない)
「官 」・・・役人 国家の機関に勤める。官僚など
「人」 ・・・ある特殊な才能や技能を仕事で発揮している人。芸人、超人など。
職業の数だけ職責があります。
自分に置いてはどんな役割と責任を社会から任されているのかを見つめ直す機会も
長く働く上で重要なことのように思います。
2013年12月4日水曜日
上に立つ者が持つ「信」
老子第17条に人の上に立つもが大切にしなければならない心得が書かれていました。
【原文】
太上下知有之。其次親而譽之。其次畏之。其次侮之。信不足、焉有不信。悠兮其貴言、
功成事遂、百姓皆謂我自然。
【書き下し文】
太上(たいじょう)は下(しも)これ有るを知るのみ。その次は親しみてこれを譽(ほ)む。その次はこれ
を畏(おそ)る。その次はこれを侮る。信足らざれば、焉(すなわ)ち信ざられざること有り。
悠(ゆう)としてそれ言を貴(おも)くすれば、功は成り事は遂(と)げられて、百姓(ひゃくせい)は
皆我自ら然(な)りと謂(い)う。
いつの時代も王とは、国民を第一に考え、陰徳を持って国民の将来を憂いて、存在自体に価値が
あり、国民から尊敬されていました。
日本の天皇陛下の御公務などを知ることができるテレビ番組もありますが、戦後に日本に介入し
たGHQの影響が大きいようです。
二度と太平洋戦争のような戦争を起こさないために、天皇に対して戦前のような神のようなカリス
マ的な存在から、天皇を人としての扱いを広めるために「開かれた皇室」として、御公務などを通じ
て国民の前に姿を見せるようになりました。
戦後生まれの人達には意外に思われるかも知れませんが、明治天皇以前までは、天皇とは
御簾(みす)の向こうから発声され、天皇の前で顔を上げることも許されていませんでした。
存命される天皇の御尊顔を拝することができたのは数少ない側近中の側近だけでした。
今でも天皇主催の歌会などの場で、雨降りでも天皇の前で傘を指すことや、一般人から声を
かけることは許されておりません。
660年以降、神武天皇から脈々と受け継がれてきた世界に誇れる皇室ではないでしょうか。
【原文】
太上下知有之。其次親而譽之。其次畏之。其次侮之。信不足、焉有不信。悠兮其貴言、
功成事遂、百姓皆謂我自然。
【書き下し文】
太上(たいじょう)は下(しも)これ有るを知るのみ。その次は親しみてこれを譽(ほ)む。その次はこれ
を畏(おそ)る。その次はこれを侮る。信足らざれば、焉(すなわ)ち信ざられざること有り。
悠(ゆう)としてそれ言を貴(おも)くすれば、功は成り事は遂(と)げられて、百姓(ひゃくせい)は
皆我自ら然(な)りと謂(い)う。
いつの時代も王とは、国民を第一に考え、陰徳を持って国民の将来を憂いて、存在自体に価値が
あり、国民から尊敬されていました。
日本の天皇陛下の御公務などを知ることができるテレビ番組もありますが、戦後に日本に介入し
たGHQの影響が大きいようです。
二度と太平洋戦争のような戦争を起こさないために、天皇に対して戦前のような神のようなカリス
マ的な存在から、天皇を人としての扱いを広めるために「開かれた皇室」として、御公務などを通じ
て国民の前に姿を見せるようになりました。
戦後生まれの人達には意外に思われるかも知れませんが、明治天皇以前までは、天皇とは
御簾(みす)の向こうから発声され、天皇の前で顔を上げることも許されていませんでした。
存命される天皇の御尊顔を拝することができたのは数少ない側近中の側近だけでした。
今でも天皇主催の歌会などの場で、雨降りでも天皇の前で傘を指すことや、一般人から声を
かけることは許されておりません。
660年以降、神武天皇から脈々と受け継がれてきた世界に誇れる皇室ではないでしょうか。
2013年12月3日火曜日
引き算された枯山水
日本の美意識を様式化された概念の一つである「わびさび」は生まれた室町時代に花開いた
一つに枯山水園があります。
単に枯山水と言っても乾山水、唐山水、枯山水(フルセンスイ)、枯水形(カレミズガタ)、
から泉水、枯山水(コセンスイ)などに細分化されるそうです。
では枯山水とは何を指すものなのかというと、水のない庭のことで、水を用いずに石や砂などを使
い、山水の風景を表現する庭園様式です。
「枯山水」という字が最初に作庭の用語として使われるようになったのは、平安時代の人、藤原頼
通の子、橘俊綱が編集した「群書類従」の中に出てくるそうで、その歴史は深いものですね。
水を感じさせるために水を抜いた枯山水は日本人の究極の「引き算の美学と思想」を表した
最古たるものとされています。
今でこそ、和食などでも食材そもののを活かす為に味付けなどは引き算するなどと、普通に
言われる時代ですが、その大本はこの枯山水の誕生から概念付けられたと言われる方も
多くいます。
目の前に広がる水のない山水を見ることで見ている人の心の中に「胸中山水」が生み出され、
一人ひとりの真の山水が見えるとされています。
枯山水を深めると当時の人達の心眼力の豊かさを感じさられますが、現在の枯山水はホテルや
旅館、公園などの片隅にあるミニスケープにされてしまっていることが多く、少し残念です。
一つに枯山水園があります。
単に枯山水と言っても乾山水、唐山水、枯山水(フルセンスイ)、枯水形(カレミズガタ)、
から泉水、枯山水(コセンスイ)などに細分化されるそうです。
では枯山水とは何を指すものなのかというと、水のない庭のことで、水を用いずに石や砂などを使
い、山水の風景を表現する庭園様式です。
「枯山水」という字が最初に作庭の用語として使われるようになったのは、平安時代の人、藤原頼
通の子、橘俊綱が編集した「群書類従」の中に出てくるそうで、その歴史は深いものですね。
水を感じさせるために水を抜いた枯山水は日本人の究極の「引き算の美学と思想」を表した
最古たるものとされています。
今でこそ、和食などでも食材そもののを活かす為に味付けなどは引き算するなどと、普通に
言われる時代ですが、その大本はこの枯山水の誕生から概念付けられたと言われる方も
多くいます。
目の前に広がる水のない山水を見ることで見ている人の心の中に「胸中山水」が生み出され、
一人ひとりの真の山水が見えるとされています。
枯山水を深めると当時の人達の心眼力の豊かさを感じさられますが、現在の枯山水はホテルや
旅館、公園などの片隅にあるミニスケープにされてしまっていることが多く、少し残念です。
2013年12月2日月曜日
ライバルとの伝統
昨日、東京の国立競技場での最後の大学ラグビー、早稲田対明治が開催されました。
1923年12月24日に初戦が行われ、以後戦争による中断を挟み現在まで定期戦89戦・大学選手権
での対戦12戦を数え、長らく「伝統の一戦」と呼ばれ続けています。
名前の呼び方も早稲田の学生にとっては「早明戦」であり、明治の学生にとっては「明早戦」で
あり、先に母校が来るのが両校にとって正式であり、こだわりです。
学校のイメージカラーである早稲田の臙脂と紫も真紅と紫紺と呼ばれ母校への誇りの象徴として
大切にされています。
会場が国立競技場となったのは、1973年にこれまで会場となっていた秩父宮ラグビー場が改修工
事に入ったためで、その後観客数が増えて秩父宮では収容しきれなくなったため固定された経緯
があります。
しかし、アマチュアスポーツで5万人の収容力のあるスタジアムを満員にすることはこの、早明戦
ぐらいでしょう。
「縦の明治」「重戦車FWの明治」に対し、「横の早稲田」「BKの早稲田」と、チームカラーが余りに
対照的なのも、源平から続く二強対立の好きな日本人の感性に合っているとよく表現されますが、
ポーツライターの二宮清純は早明戦について、技術論の早稲田、精神論の明治と評しています。
これだけの注目度のある一戦なだけに、この一戦にかける選手のモチベーションも高く、
シーズンの成績、チーム状況とはあまり関係なく、毎年拮抗した素晴らしい戦いを見せるのが、
人としての不思議なところです。
やはり人は心で生きていて、心で動いているのだとつくづく、感じさせてもらいます。
1923年12月24日に初戦が行われ、以後戦争による中断を挟み現在まで定期戦89戦・大学選手権
での対戦12戦を数え、長らく「伝統の一戦」と呼ばれ続けています。
名前の呼び方も早稲田の学生にとっては「早明戦」であり、明治の学生にとっては「明早戦」で
あり、先に母校が来るのが両校にとって正式であり、こだわりです。
学校のイメージカラーである早稲田の臙脂と紫も真紅と紫紺と呼ばれ母校への誇りの象徴として
大切にされています。
会場が国立競技場となったのは、1973年にこれまで会場となっていた秩父宮ラグビー場が改修工
事に入ったためで、その後観客数が増えて秩父宮では収容しきれなくなったため固定された経緯
があります。
しかし、アマチュアスポーツで5万人の収容力のあるスタジアムを満員にすることはこの、早明戦
ぐらいでしょう。
「縦の明治」「重戦車FWの明治」に対し、「横の早稲田」「BKの早稲田」と、チームカラーが余りに
対照的なのも、源平から続く二強対立の好きな日本人の感性に合っているとよく表現されますが、
ポーツライターの二宮清純は早明戦について、技術論の早稲田、精神論の明治と評しています。
これだけの注目度のある一戦なだけに、この一戦にかける選手のモチベーションも高く、
シーズンの成績、チーム状況とはあまり関係なく、毎年拮抗した素晴らしい戦いを見せるのが、
人としての不思議なところです。
やはり人は心で生きていて、心で動いているのだとつくづく、感じさせてもらいます。
2013年12月1日日曜日
移りゆく日本庭園
近年、日本文化が世界で注目される機会が多くなりました。
アニメや食文化、富士山にオリンピック招致、変わったところで盆栽など、世界からの評価を得る
ケースが多くあります。
ある情報紙によればは外国人の観光名所の一つである京都や奈良、金沢などの神社仏閣巡りに
も変化が起きて、最近は日本人も足が遠のいている地方の神社仏閣や歴史資料館まで外国人が
観光や、勉強をしに足を運んでいるとのことです。
神社仏閣には空間を作り上げる日本庭園は付きものですが、最近の若い人達にとって日本庭園
はどのように映っているのでしょう。
他国の庭園に少し触れると、フランスは整形庭園として、幾何学的な美しさを目的とすることが
多く、日本庭園のように曖昧さを楽しむような感覚はありません。
イギリスは自然を模したものが多く、自然の風景を庭とする概念が多く、鬱蒼とした印象を強く
持ちます。
少し日本庭園の歩みを遡ると、聖徳太子が活躍した飛鳥時代には仏教が伝来したこともあり、
庭に神の世を造る中国的思想が強く、極楽浄土を意識した造形が多くありました。
平城京に都を遷都した奈良時代になると、築山、池、島、白砂、水流、滝といった現代の庭にも
通じる基本的な構成が様式化してきたと共に日本人としての自然への美意識も構築されてきた
時代とも言えます。
本格的な武家政権が発足した鎌倉時代には、書院式庭園と呼ばれる、ミニチュア型の庭園が
発達してきます。
狭い書院の庭にいかに自然を表現するかが重視される中、わびさびの概念も生み出され、
枯山水庭園も最盛期と呼べる時代となりました。
戦のない江戸時代に入ると、大名庭園と呼ばれるこれまでの日本庭園の集大成とも呼べる
時代が到来します。
これまでの時代の庭作りの多くは、家の窓から見て楽しむものが多った様式から、
江戸時代には、それまで各時代と共に生まれ、発展してきた庭園を回遊できるつくりを
始めました。
形式として独自なものが新たに生まれた訳ではなく、枯山水園や浄土庭園、茶庭など順路に
そって回遊しながら風景(庭)を楽しむものでした。
明治維新後は西洋文明の夜明けと共に、こうした大名庭園の多くは壊され、新たに作られる
庭の和洋折衷のものや、洋式化したものへと変わり、現代へと受け継がれてきています。
日本庭園の流れを知ることで、その当時の人々が大切にしていたことも何となく伝わってきます。
アニメや食文化、富士山にオリンピック招致、変わったところで盆栽など、世界からの評価を得る
ケースが多くあります。
ある情報紙によればは外国人の観光名所の一つである京都や奈良、金沢などの神社仏閣巡りに
も変化が起きて、最近は日本人も足が遠のいている地方の神社仏閣や歴史資料館まで外国人が
観光や、勉強をしに足を運んでいるとのことです。
神社仏閣には空間を作り上げる日本庭園は付きものですが、最近の若い人達にとって日本庭園
はどのように映っているのでしょう。
他国の庭園に少し触れると、フランスは整形庭園として、幾何学的な美しさを目的とすることが
多く、日本庭園のように曖昧さを楽しむような感覚はありません。
イギリスは自然を模したものが多く、自然の風景を庭とする概念が多く、鬱蒼とした印象を強く
持ちます。
少し日本庭園の歩みを遡ると、聖徳太子が活躍した飛鳥時代には仏教が伝来したこともあり、
庭に神の世を造る中国的思想が強く、極楽浄土を意識した造形が多くありました。
平城京に都を遷都した奈良時代になると、築山、池、島、白砂、水流、滝といった現代の庭にも
通じる基本的な構成が様式化してきたと共に日本人としての自然への美意識も構築されてきた
時代とも言えます。
本格的な武家政権が発足した鎌倉時代には、書院式庭園と呼ばれる、ミニチュア型の庭園が
発達してきます。
狭い書院の庭にいかに自然を表現するかが重視される中、わびさびの概念も生み出され、
枯山水庭園も最盛期と呼べる時代となりました。
戦のない江戸時代に入ると、大名庭園と呼ばれるこれまでの日本庭園の集大成とも呼べる
時代が到来します。
これまでの時代の庭作りの多くは、家の窓から見て楽しむものが多った様式から、
江戸時代には、それまで各時代と共に生まれ、発展してきた庭園を回遊できるつくりを
始めました。
形式として独自なものが新たに生まれた訳ではなく、枯山水園や浄土庭園、茶庭など順路に
そって回遊しながら風景(庭)を楽しむものでした。
明治維新後は西洋文明の夜明けと共に、こうした大名庭園の多くは壊され、新たに作られる
庭の和洋折衷のものや、洋式化したものへと変わり、現代へと受け継がれてきています。
日本庭園の流れを知ることで、その当時の人々が大切にしていたことも何となく伝わってきます。
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