毎年のことですが、梅雨が明けた途端に夏モード全開です。
庭つくりの現場作業は一気に厳しくなり、仕事も捗らなくなります。
自然のサイクルの正確さには頭が下がります・・・。
日本では夏になれば、全国各地で高校野球の地区予選が始まります。
高校3年間、毎日練習した成果をぶつけ合う高校球児の純粋な姿に
ココロを奪われる人も多いようです。
この高校野球、野球の本場アメリカは日本と少し違っています。
アメリカでは各州の一番を決める州大会がありますが、全国大会はありません。
体が発達中の高校時代に、短期間に多くの試合を消化する日本の各地域予選、
甲子園大会は故障の原因になると考えられ、試合数を制限しています。
しかし、日本人は高校野球が大好きです。
その理由の一つとして、高校野球は予選から本線まで一度も負けることなく、
勝ち続けなければならないこと。
例えば全国一最多190校もの参加数を誇る神奈川県では、県予選で9試合、
甲子園大会で5試合を一度も負けることが許されず、勝ち続けなければなりません。
全国で4000校以上の参加校がありますから、その中で一度も負けることなく、
優勝できるのはその中の1校のみ。
優勝する1校を除くすべての高校が敗退することになります。
ですから、高校野球の監督の重要な役割は球児に3年間の思いに悔いのない
負け方をさせてあげられるか。
だから高校野球では最後の試合、誰で負けるかが重要になります。
当然、これまでチームを支えてきた3年生やエースで精一杯戦い、
負けて優秀の美を飾るのです。
このような思考は春の桜の散りゆく儚さにありように、昔から日本人の美学として
根付いているように思います。
経営者も毎日、会社の最後の日を想像しています。
リスクマネージメントの領域になりますが、経営者として全ての責任を負う者として
最悪を想定し、覚悟しています。
だからこそ、社員との事業に対する本気の差、覚悟の差、情熱の差があり、経営者と
社員の距離や誤解、不満などが生まれ、互いに協栄することが難しいのでしょう。
この思いの差はどの企業でも課題にあがるんではないでしょうか。
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