芸能の世界で言えば、歌舞伎や落語、職人の世界や宮大工や鍛冶職など、時間を掛けて受け継
がれてきた思想や技術を伝承していきます。
今では師匠とか、師弟関係など死後に成りつつありますが、最近改めてその関係性が見直されつ
つあります。
一般的な印象として師匠の力が問われるように思われがちですが、実は弟子の力が最も重要な
要素となるようです。
師匠に力があるのは後継者を育てる上で当たり前のことですが、師匠を信じて学びきれるかどうか
が重要で正に弟子力になります。
師匠と呼ばれ、お弟子さんを持つ方は、仕事への取り組む姿勢や技術力は確固たるモノがあるの
ですが、一人の大人として見たとき、一般人よりこだわって生きていう分、アンバラアンスな方が
多いのも特徴です。
仕事の面も私生活の面も師匠と呼べる完璧な人は少ないのが現状でしょう。
そういったある種の矛盾を受け入れ、切り分けながら、師匠の尊敬に値する部分を見続け、学び
続け、信じ続ける力が弟子力になります。
何も弟子として師匠に気を使うことができるとか、覚えが早いことだけが、弟子として評価される
力ですが、これを平たく言葉で表現すると、「最近の若い者は忍耐や根性がない」などと表現され
てしまうので、かえってわかりずらくさせているのではないでしょうか。
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