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2013年11月28日木曜日

下地へのこだわり

フィンセント・ゴッホはオランダ出身でポスト印象派(後期印象派)の画家ですが、代表作として


「ひまわり」や、1890年5月、精神病院を退院してパリ近郊のオーヴェル=シュル=オワーズに移り


画作を続けたが(オーヴェル時代)、7月27日、自ら銃を撃ち自殺し、生涯を終えたことはあまりにも


有名でしょう。


ゴッホがこだわったのが名作「ひまわり」などで大胆にに表現されている黄色でしょう。


ゴッホは弟テオに18年間に652通も手紙を送っています。


その内容は生活費や黄色の絵の具を送ってほしいというものだったそうです。

黄色は太陽の色であり、幸福や生命の光を感じさせ、色彩心理学的にも「希望」や「欲求」を


表わしているそうで、まさに当時の苦悩や強烈な不安や孤独感を抱いていたゴッホが必要な


ものだったものなのかもしれません。


こだわり続けた黄色には実は下地が隠されています。


それはより鮮明でより深みがある色に見せるために、下地に黄色の保護色であり紫を塗り、


その上から黄色を使用しています。


当時の印象はの画家の中でも、この技法を生み出さしたのはゴッホだけで、印象派は昼の太陽か


らの木漏れ日を繊細に表現した作品が多く、夜景など夜の風景には不向きだとされていましたが、


ゴッホだけは紫の保護色を使った深みのある黄色を使うことができるため、夜景を題材にした作品


も多く残しています。


ゴッホが好きな人は「夜のカフテリア」という作品を代表作として好まれている方が多いようです。


黄色にこだわるからこそ、黄色ではなく、紫にこだわるなど、中々簡単には行き着きません。


ゴッホの苦悩やストイックさが伺える事例だとお思います。


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