先日手にした本に片目を失明してしまった方のエピソードを拝見しました。
インタビュアーの方が「目が見えなくて大変ですね」と尋ねると、
その方が「この見えなくった目が色々なものを見せてくれるようになった」と
話て下さいました。
失明したことはとても受け入れがたい出来事だったのでしょうが、悲しみに浸ることを止め、
現実を受け入れ、悲しみの中に多くの発見されたのでしょう。
武道や弓道の世界での考え方の一つに「動中、静あり。静中、動あり。」があります。
動いていないから静ではなく、動の中にも静はあり、また逆もある。
動き(事象)に思考が囚われることなく、自分の心を保つことを説いているような
言葉です。
自分らしく生きる上で大切なことは「何しなけれならないか」という問いではなく、
「どう在るべきか」という自分自身の姿勢や覚悟なのだと思います。
この「どう在るべきか」から逸脱して生きることは自分自身を裏切ることになります。
周りの人達はうまくいかなくなると直ぐに距離を置き、関わらなくなっていきます。
そんな時、唯一頼れるのは自分しかいません。
だからこそ、うまくいかない時、孤独を感じる時こそ、不安になることなく、自分の在り方を
確かめながら、粛々と今できることに専念することが大切なのだと思います。
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